日々新

苟 日 新 日 日 新 又 日 新 苟(まこと)二日二新タナリ 日々新タナリ マタ日二新タナリ 殷の湯王の自戒として有名な言葉である 5、60兆から成る我々の細胞も 日々、死に、また生まれることによって生命は維持されている 個体も、種も、そして生物界も さ…

左右内の一本スギと弘法大師

一に焼山、二にお鶴、三に太龍 と言われる四国遍路の難所。12番焼山寺、20番鶴林寺、21番太龍寺を指すが、決して体調も良くなく、果たして山奥の焼山寺に辿り着けるのかと朝早く11番の藤井寺を出発したが、徐々に天気は崩れ、霧雨の中を歩くようになった。焼…

湖北

27歳の年に湖北の高校に初めて赴任して以来、湖北は好きな土地になった。古くからのしきたりとかもあって保守的な土地なのかもしれないが、なぜか相性が合うように思える。勤務したのはたったの三年間だったにもかかわらず、いまだに多くの方と交流をもた…

白内障

数年来、右目はほとんど見えていなかった。視力の回復は無理かもしれないと思いつつ先日白内障の手術を受けた。ありがたいことに、思いもかけずある程度の視力は戻ったが、手術後数日して落ち着いて周りを見渡してみると、手術した右目の視野では色が鮮やか…

焼き場に立つ少年

誕生日のニュースの中の一枚の写真に衝撃を受けて涙が止まらなかった。私の誕生日は長崎の原爆祈念日である。 『焼き場に立つ少年』 原爆投下後の長崎でジョー オダネルというアメリカの従軍カメラマンの方が撮られた写真で、「幼子の亡骸を火葬にする順番を…

イヌワシ

過去にイヌワシは一度しか見たことはない。随分と以前、伊吹山のお花畑を歩いていた時に、南側の崖の上に現れて、しばらく旋回したのち南西尾根の方へ滑るように飛んで行った。『風の精』と呼ばれる意味がその時によくわかったし、あのような飛行をする鳥は…

グリズリーベアー

今までに山で野生の熊に出会ったことが3度ある。いちどは春に家の裏山の林道を軽自動車で降りてきたとき、その年に生まれた子熊に出会った。林道の斜面を一生懸命に登ろうとしていたが、体が小さくなかなか登れない。遠目にも子熊の毛並みは驚くほど綺麗だ…